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COLUMN

コラム

投稿日:2026.03.23 更新日:2026.03.25

ワーケーションの種類と、自分に合うスタイルの見つけ方(ワーケーションコラム:全8回・第1回)

ワーケーション

ワーケーションとは、「ワーク(仕事)」と「バケーション(休暇)」を組み合わせた言葉。職場や自宅とは違う場所で働きながら、同時にリフレッシュもできる、新しい働き方です。

日本では、2020年のコロナ禍をきっかけに注目が集まり、政府の施策も後押しして広まりました。今では「柔軟に働きたい」「自然の中で集中したい」「地域と関わりを持ちたい」など、さまざまな目的で取り入れられています。

このコラムでは、年間の半分をワーケーションスタイルで過ごす筆者が、実体験をもとにその魅力や工夫を数回に分けてご紹介していきます。

1.平日1泊2日型ワーケーション(ショートリフレッシュ)

有給不要・ストレスフリーな手軽さが魅力

たとえば木曜の夜に近場の温泉地へ移動し、金曜日は宿で仕事。夜には帰宅するという1泊2日の短い旅も、立派なワーケーションです。

このスタイルは、リモートワークが可能であれば実践しやすく、気軽に気分転換ができます。わざわざ有給を取る必要がなく、思い立ったらすぐに実行できるのが大きなポイント。

少しだけ日常を離れることで、頭も心もスッキリ。新たな気持ちで仕事に向かえるという声も多く聞かれます。

移動や荷物の負担が少ないのも嬉しいところ。仕事はきちんとこなしつつ、リフレッシュもしたい方にぴったりの選択肢です。

宿泊先選びが成功のカギ

都市部に住んでいる方なら、日帰り圏内でも魅力的な場所がたくさんあります。ただし、仕事をするには環境も大切。Wi-Fiの安定性や、デスクと椅子の使い心地、コンセントの位置なども事前にチェックしておきましょう。

最近は、ワーケーション対応のホテルや宿泊施設も増えていて、選択肢が広がっています。

仕事と休息、どちらも大切にできる時間を

仕事の合間に地元グルメを楽しんだり、終業後は温泉で癒されたり。短い滞在でも、「非日常」を味わえることで、気持ちの切り替えがしやすくなります。

「観光を楽しむ時間は少ないかも」と感じるかもしれませんが、ほんの少しのリフレッシュが思いがけない気づきにつながることも。

長期滞在でなくてもOK。まずは気軽に、身近な場所から始めてみましょう。

2.週末移動・平日滞在型(しっかり現地暮らし)

週末の移動で、月曜からは現地で仕事

もう少ししっかり現地に滞在したい方には、週末に目的地へ移動し、平日をそこで過ごすスタイルがおすすめ。短期ながら「その土地で暮らす」感覚を味わえます。

フルリモートで働ける方には、現実的で無理のない選択肢です。平日は移動もなく、集中して仕事ができる環境が整います。

・観光ではなく「暮らし」を体験

朝は地元のカフェで朝食、昼は市場で買い物、夜は地元の食材で自炊。そんな1日を過ごすことで、その地域の暮らしを肌で感じられます。

長期滞在向けの宿や、コワーキングスペースも充実。地元の人との交流イベントを開催している施設もあり、深いつながりが生まれることもあります。

移住の第一歩にも

地域のスーパーや病院など、「暮らし」の視点でその土地を知る機会になります。実際にこのスタイルをきっかけに移住を決めた方も。

仕事だけでなく、自分の生き方や価値観に気づく時間としても、意義のあるスタイルです。

週末の移動で、月曜からは現地で仕事

もう少ししっかり現地に滞在したい方には、週末に目的地へ移動し、平日をそこで過ごすスタイルがおすすめ。短期ながら「その土地で暮らす」感覚を味わえます。

フルリモートで働ける方には、現実的で無理のない選択肢です。平日は移動もなく、集中して仕事ができる環境が整います。

観光ではなく「暮らし」を体験

朝は地元のカフェで朝食、昼は市場で買い物、夜は地元の食材で自炊。そんな1日を過ごすことで、その地域の暮らしを肌で感じられます。


長期滞在向けの宿や、コワーキングスペースも充実。地元の人との交流イベントを開催している施設もあり、深いつながりが生まれることもあります。

移住の第一歩にも

地域のスーパーや病院など、「暮らし」の視点でその土地を知る機会になります。実際にこのスタイルをきっかけに移住を決めた方も。


仕事だけでなく、自分の生き方や価値観に気づく時間としても、意義のあるスタイルです。

3.家族同伴型(ファミリーワーケーション)

・家族と一緒に、学びと癒しの時間を

ファミリーワーケーションは、家族全員で目的地に移動し、大人は仕事、子どもは自然体験や地域の保育施設などで過ごすスタイルです。

特に夏休みなどの長期休暇には最適で、普段とは違う時間を家族みんなで共有できます。

子どもにとっても学びのチャンス

自然のなかで五感を使った体験や、他地域の子どもとの交流は、協調性や柔軟性を育む機会になります。まさに「生きる力」を育てる場です。

親の働く姿を見せられる貴重な時間

親がどんなふうに働いているのか、子どもにとっては新鮮な驚きがあります。家族の会話が深まるきっかけにもなるでしょう。

宿泊先には、託児サービスや保育士が常駐する施設も増えており、安心して過ごすことができます。

・家族の未来を考えるヒントにも

非日常の空間で共に過ごす時間は、家族の絆を深め、今後の暮らし方を考えるきっかけになります。「仕事か家庭か」ではなく、「両方を大切にする」という新しい選択肢。そこに、ファミリーワーケーションの価値があります。

4.二拠点ワーク型(セミ移住・長期滞在)

「暮らしながら働く」を実現するライフスタイル

二拠点ワークは、「半移住」とも呼ばれるスタイルで、都市と地方の両方に拠点を持ちながら働く方法です。

たとえば、月の前半は都市で仕事、後半は自然豊かな地方で過ごす。そんなリズムのある生活を実践している方も多いです、なかには海外と日本の2拠点で生活する方も。

進化したインフラが支える、自由な働き方

パソコンやスマホ、クラウドツールの普及により、場所を問わずに働けるようになりました。各地の自治体も、移住促進のための施設や制度を整備し始めています。

住民との交流ができるプログラムも多く、実際に地域に馴染みながら過ごすことができます。

地域との関わりが、新しい価値を生む

長く滞在するからこそ、地元の人との関係が深まり、観光とは違う視点でその土地を感じることができます。

暮らすように働くことで、仕事や人生そのものに向き合う時間が生まれます。自然と共にある生活は、新しい自分を見つけるきっかけになるかもしれません。

さいごに

ワーケーションには、さまざまなスタイルがあります。大切なのは、「自分にとってちょうどいい距離感」のスタイルを見つけること。

無理なく、楽しく、続けられることが一番です。

まずは小さな一歩から。 気になる場所を訪れ、ほんの少し日常を離れてみる。それだけで、新しい働き方の扉が開くかもしれません。

・・・

執筆者:岡村龍弥(オカムラタツヤ)

プロフィール:合同会社Guild 代表、シャンディのニックネームで親しまれる。「自分らしく生きる人を増やしたい」という想いのもと、どこでも働けるノマドワーカー育成を中心に、旅と教育を軸に活動中。チェコ親善アンバサダーをはじめ、さまざまなアンバサダー活動にも取り組む。